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ブック批評>「
ミニスカ宇宙海賊」 古き良き
ジュブナイルSF ソノラマの遺伝子は健在
11月6日11時50分配信毎日新聞拡大写真松本規之さんの
イラストが光る「
ミニスカ宇宙海賊」美少女とメカを融合させた
SF小説を送り続けてきた
笹本祐一。久々の新作は、普通の
女子高生が宇宙海賊の頭目になってしまうという、お得意の
ジャンルだ。数々のSF、
ファンタジー小説を送り出し、惜しくも解散してしまった「朝日
ソノラマ」の遺伝子を受け継いだ新レーベル「朝日ノベルス」の幕開けにふさわしい作品となった。舞台は未来。茉莉香は宇宙ヨット部での活動や喫茶店でのアルバイトが楽しい、元気な
女子高生。しかし彼女の前に現れたのは2人組の宇宙海賊。実は茉莉香の父親は伝説の宇宙海賊で、船長の跡取りとして茉莉香を迎えに来たというのだ。はたして、茉莉香の運命は。タイトルといい内容といい、きわめて古典的ではあるが、それもまた
ジュブナイルSFの魅力の一端。ほのかなお色気とアクションがほどよくミックスされて、安心して楽しむことが出来る。ロケット打ち上げの取材でアメリカに通っていた笹本だけに、科学への造詣の深さもあって、昨今のライトノベルよりも数段上の完成度となっている。古き良き
SF小説の見本のような作品といえるだろう。
イラストにはゲーム出身の絵師、松本規之を起用。海賊帽に腰にはサーベル、手にはマシンガン、しかしミニスカートという茉莉香の表紙
イラストはインパクト大で、思わず“ジャケ買い”してしまう人もいるのでは。
ミニスカ宇宙海賊(パイレーツ)
笹本祐一著、松本規之画 朝日新聞出版 1050円◇筆者プロフィル荒川澄/アニメ・マンガ・ゲームを追い続けるサブカルウォッチャー。現在、野球ゲーム関連の書籍を準備中。
[引用元Yahoo[エンタメ総合(毎日新聞)]]
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